本年度のバス研修会は、36人の参加者となり静岡市清水区三保にあります東海大学海洋科学博物館並びに久能山東照宮の見学を主目的に11月18日に実施されました。
1.当日は、晴天に恵まれ初雪に覆われた美しい富士山の姿を眺めながら無事第一番目の目的地、東海大学海洋科学博物館に到着できました。
この博物館は、水族館、科学博物館、機械水族館の部門に分かれて展示されていますが、我々は、時間の関係で、水族館部門を重点的に視察することに致しました。
約350種、6,000匹の魚類を展示しています。第1の「きらきら☆ラグーン」展示室では、サンゴ礁に棲息する底生生物(ベントス)を見学しました。第2の「海洋水槽」展示室では、深さ6m,奥行き、幅が夫々10mと大きい水槽の中で「大きなアオブダイ」とか「大きなエイ」が悠々と泳いでいました。
約350種、6,000匹の魚類を展示しています。第1の「きらきら☆ラグーン」展示室では、サンゴ礁に棲息する底生生物(ベントス)を見学しました。第2の「海洋水槽」展示室では、深さ6m,奥行き、幅が夫々10mと大きい水槽の中で「大きなアオブダイ」とか「大きなエイ」が悠々と泳いでいました。
この展示室には、深海魚の「リュウグウノツカイ」や深海ザメ「ラブカ」に関するコーナーもありますが、これらの魚類は、我々が普段、眼にしないものばかりで、大変興味を起させるものでした。第3の「駿河湾の生き物」展示室では、深海の生物が展示されていました。
最後の第4展示室では、「クマノミ」が中心に展示されておりました。
これら駿河湾に棲息する多種類の珍しい魚介類は、駿河湾の特徴である深海構造に由来すると思われます。
2.昼食を眺望のよい清水港まぐろ館内にある「海山(かいざん)」で済ませてから、
日本平のロープウエイを利用して第2番目の目的地、
久能山東照宮へ向かいました。久能山の歴史は、
推古天皇の時代(7世紀)まで遡ることができ、
観音菩薩の霊場とされ信仰の聖地であったそうです。
日本平のロープウエイを利用して第2番目の目的地、
日本平ロープウェイ |
推古天皇の時代(7世紀)まで遡ることができ、
観音菩薩の霊場とされ信仰の聖地であったそうです。
鎌倉時代前後には、300余りの禅坊が建てられ、非常に栄えていたのですが、鎌倉時代中期(13世紀)山麓の失火により、類焼してからかっての繁栄した面影を失ってしまいました。久能山東照宮は、日光東照宮の原型となった神社で、家康公の死去翌年の1617年に創建され、翌年日光東照宮に改葬されました。
権現造り総漆塗り極彩色の社殿は、名古屋城(国指定特別史跡)、仁和寺(重要文化財)、二条城(国宝、世界文化遺産)等の建造物を手掛けた中井正清が棟梁となって建造いたしました。現在、国の重要文化財に指定されていて、彫刻、模様組物等は、桃山時代の文化の面影を残しながら、江戸時代初期の特徴を表しておりその豪華絢爛さにびっくり致しました。
久能山東照宮社殿 |
ロープウェイ駅にて |
(文責:斎藤 守)
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