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2023年7月31日月曜日

2023年 納涼懇親会:結果報告

 2023年7月18日(火)17時30分から、恒例の納涼懇親会がAZ DINING三鷹店にて開催されました。当日は梅雨明けはしていませんが、連日の猛暑日が続く中、暑さに負けじと平尾会長をはじめ32名の強者が参加しました。

新型コロナが5類に指定されてから2ヶ月余が経過し、会場のレイアウトも対面3列ではありますが、ハリー・ポッターのホグワース大広場を連想?される対面配置で実施されました。

三澤事務局長からの報告の後、平尾会長挨拶に続き、菊池幹事の司会、梅川前会長の乾杯の音頭で開始。
司会:菊池幹事


平尾会長:挨拶
乾杯の音頭:梅川前会長

スピーチ:武永氏


いつものように美味しいItalian(デザート付き)と飲み放題のBeer・Wine・日本酒 etc を皆さん思い思いに満喫しながら楽しい語らいが弾みあっという間の2時間が過ぎました。

<会場の様子>





後半、例年通りの素敵な慶應Goodsの当たるDoor Prizeでは、番号くじが読み上げれる度、皆さん一喜一憂され、大いに盛り上がりました。
Door Prize開始
一番札の福島さん
二番札の伊藤さん
三番札の齋藤さん
3+1番札の安永さん










締めに皆さんで「若き血」を肩をくんでの斉唱の後、


集合写真を撮影し、今年の納涼懇親会もお開きとなりました。
2023年7月18日(火)納涼懇親会@AZ DINING三鷹店


次回も会員およびご家族皆さまの多数のご参加を期待しております。


2023年7月25日火曜日

講演会「テレビで言えないスポーツの話あれこれ」講師:小林信也氏

2023年7月15日(土)14:00から、武蔵野スイングホール11FレインボーサロンBにて、塾員(1979年法)でもある小林信也氏(作家、スポーツライター)をお招きして開催されました。暑い中、14名の会員の他、講演開催にご尽力下さった榎本勝治氏の合計15名の出席を得ました。


講師の小林信也氏
                                     長岡高校野球部で投手であった小林氏は、1974年春期新潟県大会で見事、優勝を果たし、その後、慶応義塾大学に進学後は野球部への狭き門も無事突破するが練習の辛さに入学式前に、早くも退部。この慶應義塾大学入試についてのエピソードも紹介頂き、当時マスコミを騒がせた、慶應義塾大学入学が叶わなかったSE氏の話題にも触れられた。

野球部をやめた後、当時はまだマイナースポーツだったフリスビーを始め、世界大会で優勝し、アメリカ留学を果たす。すでに在学中にスポーツライターとしての活躍を始める。

      
講演会場の様子

講演内容「テレビで言えないスポーツの話あれこれ」

勿論テレビで言えない話であり、紙面(画面)での公表は差し控えさせて頂きますが、夏の甲子園を目指す高校野球の過酷さや、一部の野球部では内野守備の外野への被弾後の位置と打者のまさに走塁コース位置との関係などの事例を紹介頂き、野球音痴でなくとも、とても気付けない指摘でした。

ご紹介できる話として興味深かったのは、

「スポーツくじ」の話である。賭け事はスポーツ精神にそぐわないと考える人は多い。だが、スポーツ選手を育てるには多大な費用が掛かるのも事実で、「スポーツくじ」の利益を選手育成に活用するのも一つの方法かもしれない。

また、最近のスポーツ選手は過度に筋肉トレーニングを重視するが、小林氏によると特定の筋力を重点的に鍛えるだけでなく、昔ながらの暮らしの中で日本人が自然に身に着けるようになったしっかりした体幹が、より大事だと。

講演では実際に参加者の一人の背中を様々な方法で押して、いかに体幹が大事かを皆の前で披露してくれた。大相撲で最近大けがをする力士が多いのも、この体幹の重要性を軽んじて、筋肉トレーニングばかりに重点を置く傾向が原因ではないかと。


ただ鉛筆持つだけでは、背中を押されると前に傾く     

鉛筆を正しく持つと、推されても傾かない
他にも、サッカーと野球の選手育成のシステムの違いに驚かされた。サッカーでは、プロリーグでプレイする選手を子供の頃育ててくれたサッカーチームには、素晴らしい選手を育成してくれたお礼として、過去に所属していたチームにも決められた額のお金が支払われるそうだが、野球にはそのようなシステムはないとのこと。

講演終了後に、全員で写真撮影。

講演会終了後に全員にて記念撮影(撮影:榎本氏)

その後の懇親会では、小林氏を囲んで様々な質問が出され、話が弾みました。

今後も講演会等の開催を企画致しますので、ご期待ください。


2023年7月14日金曜日

講演会:「編集者が語る作家の素顔と実像ーー遠藤周作編」実施報告

「母なる神を求めて」

 昨年に引き続き宮島正洋会員による講演会を実施しました。今回は初めて、前編、後編の2回に分けて2023年6月18日(日)及び7月2日(日)武蔵野スイングホール10Fスカイルームにおいて開催されました。

宮島講師
公演日の両日ともに梅雨の時期としては非常に暑い気候でしたが、総勢21名が参加しました。

講演内容は、初めに、<「三田文学」創刊までの義塾の歩み>を紹介頂きました。また文学と作家および編集者としての関係について幅広い観点も紹介頂き、非常に参考になりました。

会場の様子(前編時)

前編では、彼の作家人生のすべての出発点となった20代後半でのフランス留学を中心に取り上げられました。リヨン滞在中にカトリック文学のテーマを見つけ、パリで初恋の女性と出会い、リヨンでは『沈黙』の端緒となる経験も。後の遠藤文学の「胞子」となるフランス体験を検証頂きました。

後編では遠藤に大きな影響を与えた二人の女性について、そして「信仰と悪」の問題、名作『沈黙』が生まれるまでの厳しくかつ幸運といえる道のりを辿り、講演会は終了となりました。

後編参加者と記念撮影(撮影:三澤)